Roughroaig

You either love or hate me.

バーテンダーはクールにスムースに

 

はじめまして、Pedro Ximenezです。ペドロでもヒメネスでも良いのでご自由にお呼びください。

 

本ブログは、私の生活や目指しているバーテンダーという職業について書いていきたいと思います。最終的には独立して自分の店舗を持つことを目指します。

 

ブログを開設した経緯につきましては、私がバーテンダーとして学んだ知識をまとめるにあたってパソコンやノートを使用しているのですが、そのついでに自分の得た知識を発信し、ご覧になってくださった方に新しく知識を教えてもらったり交流もできたらいいなという考えからブログという形で発信していこうと考えたからです。もともとブログ歴自体が5年ほどありまして(今は閉鎖しています)、自分にとって最も慣れた情報発信の媒体なので慣れているしやりやすいなというのがブログを選択した理由になります。

 

前のブログはFC2でやっていたのですが、総合PVが何十万もあったわりに交流があんまり無かったなあと思いはてなブログに挑戦ですw

 

実はこのブログを開設した段階で、既にバーテンダーをアルバイトとして始めて1ヶ月が経つところなので書くことがつもりに積もっているのですがさてどこから書いたら良いのやら……。

 

とりあえず1ヶ月ほどアルバイトしてみて感じたことを書いてみようと思います。

 

 

 

他の飲食業に比べて接客のレベルが高い

 

僕がアルバイトではありますがこの業界に入ってみてまず感じたことはこれです。

 

僕が今までやってきたのは焼き鳥屋さんのホールとキッチンの補助やダイニングバーと居酒屋のキッチンです。ちなみにダイニングバーはウィスキーやカクテルも勿論提供するのですが、とてもライトな感じで、正しい知識も教えられませんし見た目だけバーっぽい……みたいな感じでした。僕はこのダイニングバーにバーテンダーとして入社するつもりが上司の上手い誘いにのってキッチンをやってましたw

ただこの経験がきっかけでしっかりしたバーで働いてみたいというきっかけにはなりましたね。

 

ダイニングバーも含めて居酒屋時代とすることにしますが、その居酒屋時代のときは僕は自分の接客に自信がありました。チェーン店ではないのでお客様とのコミュニケーションが集客において重要になってくるのですが、僕はしっかりファンを掴み僕を目当てに訪ねてきてくれるお客様がいました。それに加えてしっかり次のオーダーを取りに行くような話し方をしていたのでしっかり売上にもつなげていました。なので自信があったのですが、1ヶ月目にしてさっそくショックを受けることになりました。

 

僕の努めている店舗はオーナーの女性の方がいまして、ご高齢なのでママとよく呼ばれています。結構厳しくて細かくてちょっとヒステリー気味にお叱りを頂きます。普通にお客様の前でブチギレます(正直ここだけはどうかと思いますが)。

で、そのママに最初にお叱りを頂いたのが接客でした。

 

テーブルに6名のお客様。ボトルを入れてくださったのでテーブルにウィスキーのボトルとアイス、ミネラルウォーターのセットが。一応ウィスキーの水割りとソーダ割りの手順だけは教えていただいていたので、店長に「やってみな」ということで挑戦することにしました。

そこで挑戦したのですが、立ちながらやったのがいけなかった。

 

遠くで見てたママがブチギレ。僕の背中をぶっ叩いてグラスを奪い取ります。テーブルで接客するときは基本的にお客様の目線より下なのです。しゃがむんですね。

「あんたバカじゃないの」と言って僕のグラスを奪い取って作り始めるママ。でも隣のテーブルの椅子に座って作り始めるその姿をみてお客様も「いやママ椅子に座ってやるのもどうなのw」と場の空気を和ますために笑いながら言ってますけど僕は結構本気でそれを思ってました。座るんかーーーーい!って。

まあでもご高齢ですし腰とか色々あると思いますし何より社長ですから。問題なし。新人の自分に何も言う権利なし。

 

でもこれ難しいんです。まずグラスにトングを使って氷を入れるのですが、トングって鉛筆を持つように上を親指と人差し指、下を中指と薬指で持って使います。これがしゃがむとアイスペール(氷を入れる器)から氷を取り出すのが難しいんです。すりガラスで外から中が確認できませんし、しゃがむとアイスペールが僕の頭より若干上に位置するんですね。なので手は届くのですが持ち方の都合上トングが普通に握るよりも下に向くので手首をめちゃくちゃ曲げないといけない。

これ難しすぎでしょ〜〜〜?って思ったのですが、姉妹店の店長曰く「無理やろそれ」とのこと。そうですよねえ。ママはトングを握って持つので簡単なのでは?とのことなので恐らく僕の努めている店舗の店長もそうやっているんだろうなと思いました。

 

そんなことより一番重要なのはこれではなく、目線の話。お客様の目線より上で接客することは失礼にあたるのですね。よく考えてみれば上から目線で話す、ということなので当たり前と言われれば当たり前なのですが、僕が今までやってきた職業にはなかったので本当にびっくりしました。

ママに「だからカウンターだってお客様の目線が高くなるようになっているのよ」と言われてなるほどと思いました。なんであんなにカウンターの位置って高いのかなあとは思っていたのですが、そういうことなのですね。バーテンダーはそういう点において他の飲食店に比べてレベルの高い世界だなと感じました。

 

動きは流れるように

 

もしかしたらこれを習得するには時間がかかるかもしれません。バーテンダーの動作はパフォーマンスでもあります。これってかなりバーテンダーのテクニックの中でもウェイトを占めることだと思います。

僕は元バンドマンなのですが、同じ腕前で同じ音楽でライブをするとしても、自信満々にパフォーマンスする人と自信がなさそうにおどおど弾く人ではどうしても後者がとてつもなくダサくて下手に見えて(聴こえて)しまうものでした。僕これがすごく苦手で。音楽に関しては問題ないのですがやっぱりまだ自信がないバーテンダーだとどうしても動きがもたつくしおどおどするしかっこ悪いんです。

レシピを覚えることは勿論ですがこのパフォーマンスに関しては今年1年の間ずっと課題になりそうです。

 

お酒のボトルはお注ぎした後必ず注ぎ口を拭くのですが、これも今まで焼酎しか注いだことがない僕にとって新しい文化というか。今までやってこなかったのでどうしてもその流れで拭かずに栓をしてしまってめっちゃ怒られる。しかも拭いたとしてもガッツリ拭くのでかっこ悪い。これもパフォーマンスですね。サッと拭けば良いそうです。でも心配だなあ。それで大丈夫なのかなあ……?

 

ちなみに注ぎ口を注いだ後に必ず拭くのは注いだときに付着するウィスキーやリキュールなどに含まれる糖分が固まってニチャつくのを防ぐためです。

 

バーテンダーはクールにスムースに」とママが一言。

とても勉強になりました。がんばります。